草津温泉(群馬)露天風呂、貸切風呂で人気の旅館
もくもくと湯煙をあげる湯畑の映像をご覧になったことがある方も多いのではないだろうか?それが草津温泉の源泉である。
温泉の自然湧出量は堂々の日本一を誇り、「源泉かけ流しの天然温泉」を宣言している。
湯量豊富な温泉は、昔ながらの木造旅館から現代的な高層のホテル、また共同浴場や日帰り温泉施設でも楽しめる。特に共同浴場は18箇所あり、無料で開放されている。また、湯畑の正面の建物「熱の湯」では、有名な湯もみが行なわれるところを見学や体験ができる。
と草津節にも謡われている草津温泉。
一度と言わず、何度でも行ってみたくなること請け合い。温泉三昧を楽しもう。
草津温泉の歴史
開湯の歴史は古く、日本武尊や奈良時代の名僧行基、源頼朝がそのはじめとの伝説を持つほど、古くから知られた湯治場である。源頼朝が浅間山で狩りを行なった際に、木曽義仲の遺児を草津で匿っていた細野氏に出会い、湯本の姓を与えて地頭とした、との記載を持つものもあるが、確実な史料への登場は室町時代の文明4(1472)年に浄土真宗の名僧蓮如が当地を訪れたことを記すものであり、この頃にはすでに全国に名の知れた湯治場となっていたようである。
戦国時代には、豊臣秀吉が徳川家康に草津入湯を勧めた書状なども伝わっている。
江戸時代に入ると、初期には真田氏の沼田藩下に、後に天領となり幕府の直轄支配を受けている。交通の便はあまり良くなかったが、年間1万人を超える湯治客で賑わったという。60軒を超える湯宿があり、幕末には「草津千軒江戸構え」といわれたほど栄えていた。
明治時代に、お雇い外国人として来日したドイツ人医師エルヴィン・フォン・ベルツによって、その良さが再発見され、大正時代には軽井沢から草津まで軽便鉄道(草軽電気鉄道)が開通したほか、後に高崎や渋川からバスも乗り入れるようになった。長野原線(現吾妻線)が長野原駅(現長野原草津口駅)まで開業したのは昭和21(1946)年である。
泉質や効能
草津温泉の泉質
草津温泉の泉質は基本的には酸性泉。
源泉によっては硫黄泉なども見受けられる。酸性泉は肌にしみる強い刺激があり、湯ただれを起こすこともあるので、肌の弱い人は入浴後は真湯で流すこと。
また、硫黄泉はいわゆる卵の腐ったような独特の臭気が特有の刺激の強い泉質である。酸性泉も硫黄泉も乾燥肌の人にはあまり向かない。
効能
神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、慢性消化器病、高血圧症、糖尿病、打ち身、痔疾、冷え性、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、慢性婦人病、美肌など
氷室の節句祭り
氷室の節句祭り(ひむろのせっくまつり)は、毎年6月1日に湯宿の長たちが白根山の渓谷にある氷穴から万年氷を採り、石楠花の花を添えて入湯の客膳に供する風習があった。この日に氷室の氷を食べると一年を無病息災で過ごせる信じられていたことから「氷室の節句」と呼ばれ、江戸時代から大正末頃まで続いていた。
現在、氷谷で万年氷を採取したものを白丁が運び、石楠花の花とともに神前にお供えしたのち、この万年氷で建てた茶湯を参加者に供している。同時に、謡曲、琴の演奏、俳句の発表なども行なわれる初夏の風雅な行事である。
開催日:例年6月1日
問い合わせ:「草津温泉観光協会」
Tel:0279-88-0800